SydneyMamaのブログ

14歳でシドニーに単身留学。 今では家族みんなシドニーです。

以前お世話になった留学センターで「シドニー支店は日本人スタッフに恵まれない」と聞き、「私で良かったら」と、とりあえず週一ボランティアで無料留学相談をすることに。それを期に改めて留学時代の苦労の日々を思い出し「私の失敗談などで良ければ、今まさにorこれから海外生活をする方達にシェアしよう」と、このブログを立ち上げましたが、ただいま術後療養中です。

お勧めの場所などもシェアさせて頂こうかと思ってます。

右下のフリー入力を<<今日のSydneyMama>>と題して、地味〜に数日おきに記事アップと関係無しに更新してます。 宜しかったら読んでやって下さい。(^ー^)

シドニーの現役シニア外科医に聞いた「手術(執刀・料金)と医療訴訟に関する話」のまとめ

ご無沙汰しております。 m(_ _)m


そこx2 幸せに シドニーライフを 満喫しております。


静かな海、エタロング ビーチ(シドニーから北に車で2時間かからない位の所)術後の身体には きつかったけど、良かったです。 やっぱり海を観ながらのBBQは最高ですねぇ。 ビール怖くて飲めなかったのが残念。>。<;


胆嚢をとって早1ヶ月が過ぎました。 GP(かかりつけ医)に「あなたが私の妹なら弁護士の所へ引っ張ってでも行くわ」と言われ、手術した病院では手術前の検査結果をくれず、油分のある物は未だに術前の半分も食べずに腹痛。 結果、現在、40kg無いです。 立ち眩みが酷くて最悪です。 GPに行けば、異例で他の病院経由で入手してくれたであろう術前血液検査結果を聞けるんですが、まだ行けていません。 「今週中には行きたい」と思っています。


今日は、知人の外科医に聞いた衝撃の事実(オーストラリアの医療現場の裏話?)をまとめさせて頂きます。


まず、観光・ワーホリ・学生の方、万が一(手術や緊急外来に行く時)の事を考えて、パブリックとプライベートの保障の差があるかどうか、補償額は100%かどうか等、保険会社に確認をとる事をお奨めします。


オーストラリア在住でメディケアをお持ちの方、高くてもPrivate Hospital Coverに入られる事をお奨めします。


そして、手術される際、確実に腕の良い先生ならPrivate Hospitalでも良いのですが、そうでないなら 評判の良いPublic HospitalのSenior SurgeonにPrivate Patientとして診て貰う事をお奨めします。


なぜなら、Public Hospitalで 担当医がシニア外科医(Senior Surgeon)でも、執刀はインターンや新米外科医がする事が多いそうです。 担当医が手術に立会う義務もなければ、手術前にアドバイスをしなければならない義務も無いそうです。 私の知人は、「俺は、患者を1人も殺した事がない。 する必要も無い手術のアドバイスも口答や携帯のメッセージでしてあげている。 立ち会って指導する事もあるし、基本 立ち会わないけど、患者が死にそうになったら自分で手術できる様にしているし、それが無理そうなら事前に患者さんに言う」と、誇らしげに話していました。 確かに外科医を長くされたら、死亡に繋がるケースがあってもおかしくないとは思いますし、「死亡患者0」というのは「尊敬」というか「信頼できる」と思いました。 


因みにオーストラリア、医療訴訟になって医師に非があっても、10回も医師の非で何か起こってしまっても、ケースによっては、医師を続けられる制度だそうです。 それって。。。どうなんでしょう? 


2006年からは、担当医の責任が無くなったそうで、担当医を訴える事は出来なくなったそうです。


知人の病院には、同じ失敗で患者3人を盲目にしてしまった(違うケースも5件訴えられている)医師もいるそうです。 それでも病院は「まぁ彼の功績を考えれば1件5万ドルの賠償金(?)は安い」んだそうです。 病院や国が賠償金の様なものを払ってくれる事もあれば、執刀した医師の加入している保険会社が払ってくれる様になったそうです。 不必要な手術による傷数個は、小さくて目立たないものなら、慰謝料0の可能性大。 生活に何らかの支障があったら、数千ドルから数万ドルが支払われる事が多いそうです。


有名外科医になると、1手術や1日で年間の保険金(数万ドル)を稼ぐそうです。 電話帳の1面に載った超有名先生は、デスクに4万ドル積んだら先生自ら数週間以内に手術の予約で、積めないなら受付で予約して数ヶ月もしくは1年以上待たされる事もあるそうです。 これが違法じゃないそうです。 1手術の最高報酬を規制する法律も無いそうです。 私の知人は、Public Hospital のSenior Surgeon で、Public Patientは法律で定められた1時間200ドル、Private Patientは本人基準で良心的価格1手術3~5千ドルで手術するそうです。 Public10時間の手術をするとPrivate Patient2時間の手術が出来る法律だそうです。 


まぁ、良心的で技術的にも世界に誇れる先生もいれば病院もあると思います。 通訳やGP、多種多様な検査が無料というのは有難いです。 ですが、万が一に備えて貯金するなり保険の見直しをするなりは、必須ですね。


GPでショック受けなかったら、明日、ブログ更新します。 出来なかったらごめんなさい。 フリー入力の<<今日のSydneyMama>>だけでも更新します。


では皆様、良い1日を。 Have nice day!



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